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2007年3月10日 (土)

2月: 下↓のホワイトナイトの精度調整をしたいと

同じく、ito932さんから、問い合わせがありました。

時計自身の精度はだいたい日に20秒くらい進みます。
いろんなページを見たのですが、裏蓋を開けたら微調整するねじがあるのでしょうか?

日差10秒以内くらいに調整できれば、満足度倍増! という気がします。
調整に関するHPなどありましたら教えてください。

 <店長から>
残念ながら、ページで紹介されているところはないと思いますね??
以前は私のマルチ掲示板に文章で上げていたんですが、今はその掲示板も使えなくなりましたので...。一応、写真などはありませんが、その時の文章を貼り付けておきます。
 ito932さんはお器用なご様子ですので、恐らく結構簡単にできるかと思います。実際やってみますと、かなりおもしろいですから、是非やってみて下さい。但し「自己責任」でお願いしますね!(^^;
 また、やられるときにご質問等ありましたら、気軽にお寄せ下さいませ。
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精度調整は裏蓋さえ開ければ、ピンセット1本で結構簡単に出来ますよ。
裏蓋を開けますと、SEIKOの場合は+-と刻印した緩急芯が有りますので、その緩急芯レバーをひねるのですが、そのレバーの反対側の三角頭(ちょうど+と-の間ぐらいにあると思います??)を、進める場合は+側、遅らす場合は-側にほんの少しだけ、振る(ひねる)事が重要です。
 この「ほんの少し!」と、言うのが結構難しく、本当にチョットだけ(ピンセットを当てる程度)、動かすだけなんですが、初めのうちはつい動かし過ぎて、10秒遅らせるつもりが、2分くらい遅れてしまったりします(^^;

 ですから、最初の頃は、動かし過ぎてまた様子を見て、また動かして様子を見ての繰り返しになります、ま、自分で納得のいく精度が出るまでは、2週間程度掛かると思います(^^;;
でも、これをやり出すと、ホントに凄い精度が出ますから、病みつきになりますよ!(笑)

 #レバーを動かす際、ピンセットは地面に対しほぼ水平にして、その先をうまくレバーに当てて、ピンセットをスライドさせるように押すと、比較的微妙な力がかけやすいです。

 また、呉々も緩急芯レバーに付いているヒゲゼンマイには触らないようにして下さいね!このヒゲゼンマイを触って曲げてしまいますと、タイミングが狂い精度が全然出なくなります。
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 それから、機械式時計の場合、夜間など時計を外して置いておくときの時計の姿勢差で、1~5秒ぐらいは変わってきますので、これもいろいろ試して下さい。(裏向けて置くとか上向きに置くとか、リューズを下にして横向けに置くとか、またその反対とか、12時側を上に真っ直ぐ立てたり、その反対とかです。)
 但し、それぞれ1週間ずつぐらいデーターを取ってその平均値を出さないと、ハッキリした特製は掴めないと思いますので、6姿勢全てを採ると1ヶ月半もかかってしまいますが...(^^;

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