日本製オレンジボーイ(SKX011J)を
お買い上げいただいた、東京のOさんからです!ありがとうございます。精度についてもご質問いただきましたが、それは優秀ですよ!(^^)
先日お世話になりました、○○です。
その節は、迅速なご対応、そして送料の「おまけ」をありがとうございました。
とても気に入っております。
<ご質問です>
時計の件で、1つ質問があります。
届いたオレンジボーイの精度ですが、日差が+10秒程度あります。
(説明にもありましたが)
セイコーのカタログでも10万以下のダイバーのオートマティックは日差がかなりあるようなのですが、これは仕方がないことなのでしょうか?
ROLEXなどの自動巻き時計は幾つか所有しておりますが、もちろん商品自体の金額も違いますが、これほど差が生じるものなのかな?
と思い質問させて頂きました。
店長から:まず、お送りした時計の日差が+10秒程度と言うのは素晴らしい値ですよ!
通常その時計に使われている「7S26」ムーブメント(機械)では下記↓のSEIKO取扱説明書(上級機の7S36の物です、右下の製品仕様部分をご覧ください)にありますように、日差+-1分が正常の範囲内です。
http://www.seiko-watch.co.jp/resource/pdf/manual/7S26_7S36.PDF
SEIKOのサポートページ↓にも進みについて出ていますので、ご確認ください。
http://www.seiko-watch.co.jp/support/troubleshoot/hgain/hgain02.html#reload
それで、そのように汎用機ではそれぐらいの精度が普通なんですが、その機械は非常に優秀なために、しっかり調整してあげると、○○さんのオレンジボーイのような精度が出ます。
ちなみに、一般的なスイス製時計で使われているETAの機械を使用した時計はほとんどのメーカーは+-20秒程度としています。
それに対しまして、ロレックスなどが採用しているスイスの時計工業会が制定した「クロノメーター規格」というのがありまして、これは検査基準を厳しく設定して、それ(通常日差は-5~+10秒程度)をクリアしたものがクロノメーター規格をパスしたものとして、文字盤上に「CHRONOMETER」等の表示が許されています。
ですから、今回お届けしたオレンジボーイはその規格に近い非常に優秀な精度に調整された「当たり!」の時計ということになりますね!(^^)
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