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2012年1月28日 (土)

SEIKO QZクロノグラフのクロノ秒針のずれについて

お問い合わせいただいた、Iさんからです!わざわざお問い合わせ、ありがとうございます。直って良かったです!(^^)

<ご質問時>
藤本様
 お忙ししところ、失礼いたします。
 11月7日頃、SEIKO クォーツクロノのシルバーを購入させていただきました○○です。良い品物で大変気に入っており、つい先ほどまでまったく問題なく動作しておりました。

 ところが、ストップウォッチの分針が60のところに戻らず、始めから1分を指したところに戻ってしまうようになりました。大きなショックを与えたこともありませんし、床に落下させたようなこともありません。知らない間にストップウォッチが動作していたので(これまでにも、意識しないでボタンが押されて動いていることはありました)、上のボタンで止めて、下のボタンでリセットしたのですが、なぜか分針が1分過ぎたところにもどってしまってそのままになっているようです。何度かストップウォッチを動かしてみましたが、当たり前ですが、同じところに戻ります。
 ひょっとすると文字盤の方が動いたのかもしれませんが、ずれてしまいました。
 ストップウォッチ自体は機能していて、1分経過するごとに分針も進んでいきます。
 これって、中を開けて針の位置を調整するしかないのでしょうか。このタイプの時計の蓋を開ける道具はないので、自分ではやりませんが。
 気のせいだ、というわけではなく、昨日まで(いや、ストップウォッチが動いていることに気づいたつい先ほどまで)、ぴったり60の位置に分針はありました)。

 何が起こったのか不思議で、気になります。

:店長から
 お手元の時計の現象はQZ式クロノグラフでは内部のマイコンなどの誤動作などで、起きてしまう現象ですので、特に故障と言う訳ではありません。その為に簡単に復帰できるように設計されています。
 その復帰方法はリューズを二段階引いて、クロノのスタートボタンを押して運針させて行うのですが、うちのスポットページの当該記事個所からSEIKOさんのサポートページにリンクしてますので、その時計の機械番号の「7T62」の取扱説明書に書いていますので、ご参照いただいたら書いております。
 これは今後も起こりうる事ですので、覚えておくと便利ですよ。


<その後>
藤本様

 ありがとうございました!! 無事、復旧しました。位置を合わせられたのだから当たり前とはいえ、ちゃんと60の位置に戻ります!

 不可解な現象が起きてわずかな時間で解決でき、とてもうれしく思っております。すぐに状況を把握でき、解決策を知っておられる方から買うことができて本当に良かったと思います。

 指示していただいた取り扱い説明書の最初の方に書いてあるのにびっくり。ストップウォッチの分針の0位置合わせってできたのですね。ストップウォッチの針が0に戻るのなんて当たり前だろう、としか思いませんから。マイコンの誤動作などで位置がずれることがあるという説明をしてもらってはじめて、位置を合わせることができるようになっている理由がわかるというものです。

 中を開けて針を強引に動かすなどという暴挙を(やるつもりはありませんでしたが)、犯さずにすみました。

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